モアサナイトジュエリーを選ぶべき4つの理由

-4 Reasons of Why Moissanite is a Better Choice-
モアサナイトが良い選択肢である4つの理由

婚約指輪にセットするダイヤモンド代替石の選択肢の一つとして、モアサナイトという宝石があります。
モアッサナイトは、ここ数年日本国内でも大きな人気を集めており、多くのカップルがダイヤモンドの代わりにこの美しく輝くモアッサナイトで婚約指輪を選んでいます。
実際、モアッサナイトはダイヤモンドによく似た性質、外観、美しい輝きを持っていますので、ブライダルジュエリーとしてでなくとも限られた予算でと願う人々にとって選択肢の大きく広がる、とても素敵な宝石です。

モアサナイトの魅力はなんでしょうか?

単純に、台座に乗った石がダイヤモンドであるかどうかに特にこだわりのない方や、ダイヤモンドよりやや手頃な価格に惹かれる方もおられると思います。
または、モアッサナイトそのものが好きで、選択する方もいらっしゃる事でしょう。

今回の記事では、モアサナイトをエンゲージリングに選んだ場合に得られるメリットのいくつかをご紹介したいと思います。

モアサナイトはお手軽である

近年、結婚にかかる費用や結婚した後の生活を整えるに当たって必要な費用は年々増加しており、家族が増えた時や、将来の為に貯めておくお金も、より必要になってくる時代に私たちは生きています。土地を借り、家を買い、生活費を払い・・・生活にはそれなりにお金がかかります。

モアサナイトジュエリーやダイヤモンドジュエリーは、お金がかかり贅沢品だと思われる方もおられるかもしれません。しかしながら、人生の中でそう何度も経験することのない『結婚』という人生の節目に出会った時に、パートナーと一緒に選び、または贈ってもらうジュエリーは思い出にもなり、憧れたり、嬉しく思う方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

例えば、貴方が恋人に1キャラットの石を買ってあげたいとしましょう。天然ダイヤモンドの場合、リングとしても美しく品質のそこそこ良い1キャラットのリングであれば、傍に少しだけ石をあしらった物でも大体100〜150万円程になるかと思います。当店はラボグロウンダイヤモンド(天然ダイヤモンドと性質が同じである合成ダイヤモンド)もお取り扱いしておりますが、ラボグロウンダイヤモンドであれば先述の天然ダイヤモンドと同じ品質で、大体40万円程でしょうか。

それに対して、1キャラットのモアサナイトでお仕立てをすると、大体10万円程が相場になってくると思います。デザインなどにもよりますので一概には言えませんが、欲しいリングに美しい装飾や脇石であしらいを入れるとなると少し予算が必要になってきますので、ダイヤモンドの代わりにモアサナイトを選び、世界にたった一つだけのオリジナルリングを比較的予算を抑えて製作することが可能になります。リングにお金をかけず、結婚式を少しだけ華やかにしたり、お二人で思い出を作る旅行や趣味などに充てたり、または生活にかかる予算に少し余裕を持たせることができると思います。

モアサナイトは輝きが美しい

ダイヤモンドを選ぶ上で最も重要な事は、その石の輝きがどれだけ美しいか。ダイヤモンドに光が入射、屈折、反射すると、プリズムのように色とりどりの輝きが分散され、私たちが良く知っている、あのダイヤモンドのキラキラとした輝きを目にすることができます。

モアサナイトはダイヤモンドよりも分散性に優れており、屈折率もダイヤモンドより高い為、その輝き(一般にファイアと言います)を、強く確認することができます。ダイヤモンドよりもキラキラとした輝きを持つ宝石、モアッサナイト。もし、指輪の輝きにこだわりたいと思われるのでしたら、モアサナイトは一つの良い選択肢になると思います。

モアサナイトは耐久性が高い

婚約指輪を貰ったら、身に着ける事が多くなりますよね。運転中も、仕事をしている時でも、お皿洗いや家事の最中でも、あらゆる場面で婚約指輪をつける機会が出てくると思います。中には毎日付けっ放しという方もおられますが、指輪は1日中衝撃を受け続けていることになります。

多くの人がダイヤモンドを選ぶもう一つの理由は『耐久性』。毎日の衝撃に耐えうるジュエリーを仕立てるには、耐久性の高い石を選ばなければなりません。ダイヤモンドは最も硬い石としてモース硬度最高値の10を誇り、耐久性に優れています。モアッサナイトもダイヤモンドほどではないですが、モース硬度は9.25で、ダイヤモンドの次に硬い性質を持つため、美しい状態を長く保つことができます。

モアサナイトは地球環境に比較的優しい

ダイヤモンドの採掘は規模によっても採掘方法が変わりますが、大規模な採掘現場では地面の木を切り倒し、地表に大きな穴を掘り採掘したり、また零細採掘現場では川に潜って採掘したりと様々です。現場によっては採掘のために、一帯の森の木を切り倒し、大規模な機械や設備を投入し採掘します。この為、地滑りや崩落などでの事故が後を絶ちません。また、採掘エリアを厳密に区切ることができないケースがある為、現場の管理が行き届いていなかったり土地の所有権が不明確なことが多くあります。環境に配慮しない土地を荒廃に導く無理な採掘が行われ、採掘が終わった後は元の状態に戻さずに放置したりする問題が相次いでいます。

また、多くのダイヤモンド鉱山は、その地域にすむ人々の生計と子どもの教育を支えていますが、その中でも貧困が拡大している地域では、子どもの労働搾取や違法な採掘に従事させる問題も度々起きています。

モアサナイトは研究室で人工的に合成され生産されるため、採掘による環境破壊問題や、過酷な労働問題やこどもの権利を侵害することがない為、クリーンな背景が好まれる現代では、モアサナイトジュエリーを選ぶことは、倫理的な側面がある点も一つの魅力とされています。