ジュエリー界の中で近年注目を集める「モアサナイト」。その輝きはダイヤモンドをもしのぐと言われ、その上比較的安価で手に入るので、そのコストパフォーマンスの良さから近年海外ではブライダル市場にも需要が高まっています。そしてここ日本でも、SNSなどの口コミからモアサナイトの人気が徐々に認知されつつあるのです。ですが、まだまだ日本ではダイヤモンドに比べてなじみの薄いモアサナイト。はたして「婚約指輪」にモアサナイトを選ぶのは、ありなのでしょうか。「ダイヤモンドではない=安物と思われたくない」「モアサナイト=偽物と思われてしまうのでは」といったような声もあるかと思います。
そこで今回は、モアサナイトの魅力をおさらいしながら「婚約指輪にモアサナイトを選ぶのはアリなのか?ナシなのか?」ということについて詳しく解説したいと思います。
モアサナイトの魅力をおさらい
まず特筆すべきは、ダイヤモンドをも凌ぐその「輝き」です。宝石の価値を決める輝きを数値で表す「光の屈折率」「散率」ともにモアサナイトが上回り、また、きらめきを表す「光の分散率」においてはダイヤモンドの0.044に対し、モアサナイトはなんと0.104。ほぼ2.5倍以上の数値を誇ります。
また、宝石の硬さを表す「モース硬度」「靭(じん)性」というふたつの指標があります。ダイヤモンドはご存知の通り「世界一硬い石」といわれていますが、それはモース硬度が10であり、一番高い数値になるからです。そしてモアサナイトは、それに次ぐ9.25。なお、靭性(割れにくさ、欠けにくさ)においてはダイヤモンドよりも高い数値を示すことから、実はモアサナイトは、ダイヤモンドよりも衝撃に強く硬い石であるということになります。永く愛用するということにおいて、ダイヤモンドが油脂との親和性が高いのに対し、モアサナイトは油脂が付着しにくく、メンテナンスも比較的しやすいといえます。
そして、このようにダイヤモンドよりも優れた面をもちながら、ダイヤモンドのおよそ10分の1以下で最高品質のモアサナイトが手に入ります。
年齢を重ねても楽しめる婚約指輪とは?
価格もお手頃、耐久性にも優れたモアサナイト。その特別な輝きを永く残したい婚約指輪には、実はまさにうってつけの石なのです。
突然ですが、Googleなどの検索エンジンで「婚約指輪」と入力すると、サジェストに「おばあちゃんになっても」といった文言が出てきます。婚約指輪を購入するのは、だいたい20代~30代の頃。40~50年後にはやはり年齢に似つかわしくなってしまったり、時代にそぐわない古めかしいデザインとなってしまっているかもしれません。
手の甲は、しわやしみなど年齢の出やすいところです。もちろん個人差はありますが、どうしても加齢とともに指の関節が太くなってしまったり、しわが目立つようになっていきます。そうなると、どうしても小さい石をあしらったリングや、華奢なデザインのものは似合わなくなってしまうのです。
ですが、逆にいえばそれは「年齢を重ねたからこそ」豪華でボリュームのあるリングが似合うようになるということ。若いころには少しおおげさに見えてしまっていた大振りのデザインのリングを、エレガントに着けこなせるようになります。
モアサナイトであれば、使い勝手もよく豪華な0.5ct~0.7ctの石をダイヤモンドを購入するのと同じくらいの予算で選ぶことができ、また将来リフォームをする際にも、大きな石であれば美しく決まります。
フルオーダーメイドで、世界でたったひとつの婚約指輪を
コストパフォーマンスの優れたモアサナイトをあしらうことにより、女性ならだれでも憧れる自分だけの「フルオーダーメイド」の婚約指輪も、ぜひ視野にいれてみてはいかがでしょうか。
radianne™(ラディアンヌ)では、お客さまのお好みやご要望を丁寧にヒアリングいたします。デザインイメージが思い浮かばない、予算の相談がしたい等、どんなささいなことでもわたしたちにぜひご相談いただければと思います。
婚約指輪に「次世代のダイヤモンド」ともいわれるモアサナイトを選ぶのは、そのさまざまな優位性から、いろいろな観点からこだわりをお持ちのお二人なのかもしれません。そんなおふたりにとって、モアサナイトをあしらったリングはまさにふたりの理想の証です。
ちなみに、モアサナイトの石言葉は「成功」「繁栄」「困難に打ち克つ勇気」。これから歩んでいく二人の道のおともに、強い意思の力をもたらしてくれるモアサナイトをぜひ選んでみてはいかがでしょうか。