普段使いに適したジュエリーのご紹介

普段使いをしたいジュエリーを選ぶ場合、装飾、デザイン、メレ石の多さを見ることがあります。
この記事ではどんなジュエリーが普段使いには適しているのかご案内いたします。

エタニティリングの種類

贈り物やご自身で買われるご褒美ジュエリーとして人気なエタニティリング。
エタニティリングと言われているデザインタイプにも、種類がございます。

フルエタニティリング

フルエタニティリングは、指輪の全周に宝石を留めたデザイン。さまざまなデザインがありますが、王道なのはリング上に隙間なく同じサイズとカットのダイヤモンドが並べられているもの。どの角度からでもダイヤモンドが見えるため、存在感があってひときわゴージャスな印象になります。使用している石数が多くなる分、値段も少し上がります。ブライダルリングとして選ばれる方も多いタイプのリングです。

ハーフエタニティリング

ハーフエタニティリングは、リングの半周に宝石が並んだデザインになっています。フルエタニティリングと同じく、石を並べるタイプのデザインで手の甲から見る分には大きな違いはありません。使用している石が少ない分、フルエタニティリングよりお求めやすい価格帯のものが多い印象。手の内側がプラチナや18金などの地金になるため、石を当てて傷をつけてしまう事や割れ、またはお召し物などへの引っ掛けなどを気にしなくてもよく、フルエタニティリングよりは日常使いに適しているリングです。

当店スタッフ

フルエタニティリングは、ゴージャスでとても華やかな印象がありますが、ハーフエタニティリングは、繊細で可憐なタイプが多いものも。ただ、ハーフエタニティリングはフルエタニティリングよりも使う石の数は少ない為、同じサイズの石でフルエタニティリングとハーフエタニティリングを仕立てる場合、ハーフエタニティリングの方が石のトータルウェイト(=ct数)も少なくなります。リングの見栄えや豪華さを強調したい場合、ハーフエタニティタイプを選び、使う石のサイズを大きめにしたりとアレンジする事で、豪華さとコストパフォーマンスの利点を同時に得ることもできますね。

華奢で繊細な、スキンジュエリー

近年人気が出ている華奢で繊細な作りのスキンジュエリーも、普段使いにはおすすめしたいアイテムの一つ。

当店スタッフ

華奢なリングはつけるだけで手元を美しく見せてくれるので普段使いにはとても素敵なアイテムです。重ねづけをして楽しむこともでき、過度に飾り立てないジュエリーが女性らしさを引き立ててくれます。手元をより美しく魅せる地金のカラーも少し意識しながら気に入ったものを探してみてはいかがでしょうか。ただし、経年劣化しやすいタイプもあるので注意が必要です。薄い地金に爪を折り曲げて石を留めただけのものや、リングアームの側面にほんの僅かに圧力を与えただけで湾曲してしまうものは、あまりお勧めしません。安価ではありますが、耐久性もあまり期待はできません。。

普段使いに適したジュエリーを選ぶポイント

ピアスはすぐ外せるタイプがおすすめ

ピアスの場合ですが、普段使いのものはキャッチのないタイプが気軽につけたり外したりできます。キャッチのあるタイプだと手からポロッと落ちてしまったりして紛失率が高いことや、服の脱着の際に引っ掛かってしまいピアスホールが傷ついてしまうことも。フックタイプのピアス等は脱着の際手間がかからず、ゆらゆらと耳元で揺れて可愛らしく、デイリーユースには最適なアイテムでおすすめです。

ネックレスはシンプルなものもおすすめ

シンプルなデザインのネックレスは無地の洋服にアクセントになります。大ぶりなネックレスでもゴテゴテと装飾がなければ普段の装いにも合わせやすいと思います。お召し物に合わせて長さを変えて楽しむ事ができるのも、シンプルなデザインならでは。マチネやオペラタイプなど長さのあるものも、シンプルなタイプであればヘビロテアイテムとして使いやすいと思います。

当店スタッフ

デイリーユースで使いたいアクセサリーを選ぶ時は地金にも着目してみてください。数回つけたらすぐに傷んで捨ててしまうような素材では少しもったいないですね。劣化しにくい素材やアレルギーを起こしにくい素材、などご自身にあったものを選ぶと良いと思います。

アクセサリー素材の種類について

ゴールドやプラチナ等で作られたジュエリーよりも、低価格で数を揃えやすいアクセサリー。高価な貴金属と石を使ったジュエリーとはちょっとジャンルが異なりますが、素材の種類が豊富で楽しめる幅も広がります。素材について少しご紹介します。

チタン
通常は黒に近い銀色をしています。他の貴金属より軽いので、指輪にしてもストレスになりにくく、アクセサリーとしての価格はやや高めですが、プラチナやゴールドよりはとてもお求めやすいものになります。チタンをアクセサリーとして使用するメリットは、金属アレルギーを起こしにくい、水などに強い、手入れがしやすい、さびにくい点。

真鍮
銅と亜鉛の合金で、銅と亜鉛の配合の割合や与える熱により色が変わります。色は金か銀が主流で、古美といったアンティークなメッキが施された色も存在しており、アンティーク品などでもよく見かけます。真鍮のメリットは、時間とともに変化する色や質感で表現される味、重厚感のある輝き、価格が安いという点でデメリットは、酸素、二酸化炭素、水分、塩分に反応し、青緑のサビができて体や服につくという点です。また、手入れにも手間がかかります。

シルバー
シルバーのアクセサリーによく使われている素材はシルバー925という銀の保有率が92.5%のものです。残りの7.5%は、銅などの別の金属が含まれています。シルバー925の他には、シルバー1000(純銀)や950という素材もあります。高級感のある光沢、温かみのある色、いぶし銀という部分的に黒く硫化させることによってシルバー特有の色味を出せる加工があり、根強いファンも多い素材です。メンテナンスをしないでいたり、着用しないまま空気に触れる場所に保管しているとだんだん黒ずんできてしまう特性があるので注意が必要な素材でもあります。

ジュエリー素材の種類について

ゴールド
ゴールドはカラーバリエーションが豊富。ローズゴールド(ピンクゴールド)、イエローゴールド、ホワイトゴールドは皆さんもよく耳にするかと思います。それ以外に、グリーンゴールドやレッドゴールドなどを使っているブランドもあります。金含有量の違いによって10金、14金、18金等と呼ばれたりしています。例えば10金の素材は41.7%以上が金で、銀や銅が割金としてつかわれています。

プラチナ
白い光沢が特徴のプラチナ。熱や酸に強く、優れた耐久性があることで結婚指輪や婚約指輪に使われます。変色や変質に強く、軽いお手入れでも輝きがずっと続く為とても長年人気を誇っています。
こちらのページ(ジュエリーに使用される貴金属たち)もご参照ください»

当店スタッフ

アクセサリーの素材では、ご自身に合うものと合わないものが出てくるかもしれません。金属アレルギーであった場合に気づかないうちに皮膚がかぶれてしまったり、水膨れができてしまったりと注意が必要になってきます。普段使い頻度が多く、直接お肌に触れている時間の長いタイプのものなどは、ゴールドジュエリーやプラチナジュエリーがおすすめです。ゴールドやプラチナジュエリーは、使用期間が長くとも定期メンテナンスを施すと経年劣化も防ぐことができ、世界相場が決まっているので使わなくなった時や、ご入用時にはご売却もできますね。